アイノカタマリ。

横雛。坂長。そんなシンメが好き。

#ジャニオタと就活 〜19卒、売り手市場だってよ〜

お久しぶりです。

就活が終わったので、歴代の先輩たちに習って就活ブログを書くことにしました。後輩たちに何か少しでも残せたらな〜ということで書くので、読んでみて質問とか感想とかあったら気軽にコメントをください。

20卒が始まるまでに書き上げたいと思って急ピッチで書いたので誤字脱字、ですます調とである調が混じっているけど気にせず読んで頂ければうれしいです。

 

※この後6000文字以上あるぞ。

 

 

 

 

 

 

まずは自分のスペック。

  • 都内の某大学社会学系学部に通う4年生
  • サークル:フットサル
  • アルバイト:塾講師とスーパーを掛け持ち
  • 就活の軸:都内で仕事をしたい(実家にいたい)、自分にとっておもしろいと思える仕事、結婚して出産しても仕事を続けたい
  • 自担:長野博(V6)・村上信五(関ジャニ∞)

ほんとうにその辺にいる大学生です。たぶん新宿あたりにうじゃうじゃいるタイプ。強いて言うなら、中学受験をしたので高校はストレートで入りました。面接でこの辺まで深掘りしてくる会社もありました。

そして、私が就活のメインで使っていたのはOffer Boxという逆求人サービスです。かなり特殊な例になると思うので参考程度に見てもらえれば。

 

 

では、時系列で見ていこうと思います。

 

  • 3年6月〜夏休み

『えっ、早くない???』と思われるかもしれませんが、6月にはインターン解禁があります。いろんな企業がサマーインターンの説明会、選考を始めるのが6月です。4年生はこの6月に(形式上)面接解禁だっていうのに…。私は、6月1日から「何かしなくちゃ」と思ってビックサイトで行われていたインターンの合説に行きました。これがまた死ぬほど混んでる。これに行ったおかげで一生合説なるものには行かないと決めたレベルで嫌気がさしました。自分で興味がある企業をピックアップしてから行かないと会場で迷子になります。気をつけましょう。

また、大学で就活セミナーが始まるのもこの時期からです。就活全般、業界研究、自己分析、ES、面接など細かく教えてくれます。無料だし、リ○ルートなどから講師を招聘してセミナーを開くので、下手に就活塾なんかに行くよりよっぽど安上がりだしよく学べると思います。オススメ。

 

私は大学経由のインターンに応募しました。この頃は漠然と「子供に関わりたい」と考えていたので、教育福祉系を選びました。大学によって応募形式は違うと思いますが、大手でもかなりの低倍率でインターンに参加することができるので、自分がやってみたいと思った業界が大学経由インターンにあるならそっちで申し込むべきです。単位が出る大学や学部もあると思うのでちゃんと確認しておきましょう。

 

夏休みに10日間のインターンに参加し、自分がやりたいこととやりたくないことを少し明確にしました。インターンって、どういう仕事なのかを実際に体験して知ることだけでなく、向き不向きを知るいい機会になると思います。なので、3年生の夏休みが暇ならインターン(できれば5日間くらいのやつ)に参加するのもいいと思います。

 

 

  • 3年10月〜11月

いくつか1dayインターンに参加しながら、普通に授業に出てました。

1dayインターンは選考も特になく、申し込むだけで参加できるものが多いのでお仕事体験するぞ〜くらいのテンションでいくと気楽でいいと思います。その分後の選考につながるものもありません。オータム〜ウィンターのインターンは選考直結型が出てくるので、どうしても行きたい会社があればインターン選考に参加してみるのもアリ。

現場はV6を3回。横アリに3回行って、遠すぎて横浜では働きたくないなあと確信した。

 

そして!最初で述べたOfferBoxに登録したのがこの時期。

簡単に言えば逆求人サービス。自分のプロフィールやガクチカを登録すると企業の人がそれを読んでくれて、オファーをくれるというシステムです。大手ももちろん、ベンチャーや中小企業もたくさんあるので、自分が知らなかった会社にたくさん出会えます。

私は登録して、プロフィールを記入してからだいたい2週間くらいで初めのオファーを頂きました。内容としては「一次選考付き説明会に来ませんか?」というものでした。OfferBoxでもらえるオファーの内容としては「人事と面談しませんか?」や「ESなしで選考にどうぞ!」「トップセミナーに参加しませんか?」などが多かった印象です。最初のうちはとりあえずオファー承認して、参加してみて、という形が多かったけれど、だんだん自分のやりたいことが決まって来てからは辞退することも増えていきました。

自分で会社を調べることには限界があります。リクナビマイナビで検索して出てくるのは結局大手ばかりになってしまいます(私はそうでした)。なので、ベンチャーや中小企業にも興味がある人は登録してみてもいいかもしれません。

 

 

  • 3年12月〜1月

12月から徐々に説明会や面談、面接が始まりました。就活は3月からだと思ってると遅れます。確実に。19卒は売り手市場と言われるだけあって、企業側もいい人材を早く集めたい感じがひしひし伝わってきてました。大学のキャリアセンターも言ってた。大手を狙うにしても、ESや面接の練習になるので受けておくと経験値としていいと思います。

1月はテストと誕生日に追われてたので特になし。

 

 

  • 3年2月

個人的に一番忙しかった月。1日3つ説明会行って、とかザラにあった。面接も並行して行っていて、一番交通費が飛んだ月でもある。JRの定期があっても、地下鉄で死ぬほど飛んでいく。平日は就活、土日はバイトして交通費だけでも稼いで、っていう感じだったので貯金マジ大事。みんな本当に貯金だけはしておこうな。

 

面接で気になるのはどれだけジャニーズを喋るかだと思うんですけど。

私は、中学で部活を始めた理由に自担がいて、話さざるを得なかったという状況です。人生を左右されてるんだから話さないと仕方ない、って感じでした。趣味の欄に「コンサート・舞台鑑賞」も書いてたのでツッコまれましたよ、普通に。働く理由の一つとしてジャニーズにお金を出したいから、っていうのもあって正直に話してました。というか、隠していくほうが自分らしくないというか。人生の半分以上ジャニーズにハマってて、それを隠すっていうほうが自分の素を出せなくて就職したあときついんじゃないかって思ったんですよね。

面接官の反応は企業によって様々だったけれど、あまり悪い印象は与えなかったと思います。お堅い業界(金融・不動産とかね)はあまり話さない方が無難かも…とは友達と話していて感じましたが、ITとか出版とか、そういうところは大丈夫な印象。

 

徐々にお祈りもされ始めた。Twitterとかで見てるほどショックは受けなかった。実際手応えがまるでなかったところが多かったし、「相性が悪かっただけ」って思うことにしてたので。逆に、ぽんぽん進んでいく企業もあったりして、バランスとしては悪くなかったです。

ESと面接に関して、私は全く大学を利用することはありませんでした。2月からキャリアセンターは予約で埋まって死ぬほど混むので時間の無駄だと思ったし、OfferBoxやってると自分のプロフィールを見てオファーを頂けるのでそもそもES書く必要がないことが多くて、特に行く理由がなかったのが大きいです。面接は御社への愛をどれだけ示せるか、あと自分をさらけ出せるかが必要だと思ったので、ジャニオタの就活生はオタクの友達と喋るテンションでいけばなんとかなります。もちろん敬語とかは大事だけどね、「めっちゃ!」とか言っても通るもんは通る。面接練習やりすぎてガッチガチで行くほうが面接官としてはあまり印象は良くないようです。

 

 

  • 3年3月

大手解禁。

3/1は日付越える前からパソコンの前で待機してエントリーしたけど(チケットの一般発売の気持ち)、特に意味はなかった。みんなちゃんと寝よう。私がここでエントリーしたのはもともと気になっていた企業+業界で調べて出てきた大手。「◯社エントリーしよう!」みたいなバナー出てくるけど気にすんな。後からでもエントリーなんて出来るし、ノリだけでエントリーしてもESは書けない。説明会すら行かない場合もある。

さっきも述べたとおり、私はこの時期に開催される合説には参加しませんでした。スーツにヒールで長時間歩くのも苦痛でしかないし、合説に行ったところであまり何も得られないと思ったからです。その代わりに、学内の説明会に参加していました。学内のはとにかく歩かなくていいし、一回40分くらいの説明会を少ない人数で聞くことができるので、結構オススメです。

3月に入ると2月の会社の面接+大手の説明会で結構てんやわんやします。でも私は説明会を少なめにしたので周りに比べたらマシだったかな。あと、3月半ばにベンチャーから内々定を頂いたので精神的にかなり楽でした。「行く会社ある〜!」と思うと楽だけどその後のやる気も格段に落ちるので注意。

個人的に面白かったのは4社合同説明会兼選考会。4人でGDを4社分やって、人事がフィードバックしてくれるというもの。テーマは真面目だったりネタだったりいろいろあったけれど、GDのアピール方法をいろいろ教えてもらえて役に立った。

ESは7、8本書きました。業界と企業によるけど、説明会の2日後がES締め切りだったりして死にそうになりながらES書いて提出してました。手書き文化は今すぐなくなればいいと本気で思っている時期でもありました。

現場はイフオア。10年目の村上信五もかっこよかった〜!

説明会も面接も日程調整はこちら側に委ねられていることが多く、現場の日は1日おやすみにできました。

 

 

  • 4年4〜5月

3月でエントリーとES締め切りをほぼ終わらせたので面接メインで進んでいきました。業界柄圧迫があるところもあり、スーツ着て大泣きしながら電車に乗ったり、なんてこともありましたが、4月中旬に中堅企業から内々定を頂き復活。かなりスーツを着ることも少なくなってかなり楽しく4年生になりました。

5月に本命の2次〜最終面接までを受け、内々定を頂いて就活は終了しました。

 

 

 

ここまでで4000文字…書きすぎた、絶対読み飛ばされている…

ということで、(まだ続くよ!)まとめ的な。

 

  • 就活全般

・エントリー:約30社

・説明会:約15社

・面接:約12社

内々定:3社                 という感じです。

就活は相性。お祈りされても自分が全否定されているわけではないし、だいたいの連絡がメールで来るので直接言われるわけでもない。だからこそお祈りされまくっても(反省点を見つける必要はあり)病むことはないよ。

 

 

  • 適性検査

いわゆるSPIとか玉手箱とか。言語と非言語があるけど、あれは「全く勉強していない人を落とす」為のものらしいので、少しやればなんとかなります。あと中学受験していた人は非言語がすんなり解けると思います。SPIの対策をやれば玉手箱は結構解けるので(似たような問題が多い)、1冊本を買うか先輩にもらうかしてやってみましょう。性格検査もぽちぽちやるだけ。あれで落とされたら本当に相性が合わないだけなので気にしないこと。テストセンターは3月本当に混むのでスケジュールがわかったら一番に申し込むべき。

 

 

  • 学歴フィルター

ないとは言えない。けど日東駒専以上はあまり変わらないと思う。説明会の席数制限とかはあるかもしれない(憶測)なので、引っかかったら電話して熱意を伝えると席を用意してもらえる場合もあるらしい。

 

 

  • 役に立ったもの

・リングノート(A5)、薄めのノート

手帳と同じサイズのノート。説明会のメモ書きだったり、社員と話す時に出しておくだけで結構意識高いなと思われます(多分)。薄いほうはESの前に何を書くか殴り書きしたり、面接前に言いたいことをまとめて書いておく用。私は使い分けてやるほうが自分のことを整理できるのでやりやすかったです。

 

・手帳とエクセル

手帳はバーチカルタイプで時間管理。エクセルはエントリーした会社の日程管理。どんどん忘れて行っちゃうのでエクセルでの大まかな管理と手帳での細かいスケジュール管理は本当に大事でした。一回だけ日程を間違えて早く行ってしまったことがあり、かなり先方に迷惑をかけたので反省点。

 

・ヘアスプレー、ワックス

私はショートボブで前髪ありの髪型だったので死ぬほど風雨に弱く、最寄駅のトイレで髪型を直してから面接に向かってました。ケープで前髪、まとめ髪ワックスでアホ毛対策。就活はやっぱり見た目が大事なので髪型とメイクはちゃんとしていこうね…

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・証明写真

地元の写真館の証明写真コースみたいなやつで撮ってもらった。メイクもヘアも全部やってもらったので出来上がりはまるで別人。写真20枚とデータで8000円くらいだったので少し高めですね。でもその辺の証明写真機で撮るよりよっぽどいい。あと、ESをネットで出すところは証明写真もデータなので、その辺がかなり便利だった。

 

 

  • 就活の服装とメイク

服装の基本はやはりスーツ。入学式のときに買ったものをそのまま着ました。1着あればスカートとパンツあるからそれで十分。Yシャツは4枚(1枚は七部袖)買って着まわし。パンプスは2足を履き回してへたらないように気を使ってました。オフィスカジュアルの時は母に色々借りて行ってました。なるべくスーツ着たくなかったので、服装指定がない時はなるべくオフィスカジュアルを着るようにしてました。

メイクに関しては自己流です。Instagramを参考にして、いつもより気持ち薄め&目元は濃いめに。目が大きくないのでアイラインだけはきっちり引いてました。「キラキラのアイシャドウ&リップはやめよう!」というネット記事が結構ありますが、これは業界によるとしか言えません。私は普通にADDICTIONのラメ入りアイシャドウを使ってましたけど大丈夫だったし。あまり鵜呑みにしすぎはよくない。

 

 

就活を終えてみた感想としては、自分に向き合い続けるって難しいんだなって思った。自分が生まれた時からどういう選択をして生きてきたのか、それは何故かをとにかく考えなければいけないのでとにかく難しいし面倒。自分が幸せだった時期だけじゃなくて、苦しんだり悲しかったりした時期のことも思い出さなくちゃいけなくて、自分としては結構苦痛だった。でも、企業の人事はそこまで見て適性があるかどうか判断しているわけで…。そこがお祈りされて病む原因なのかな。「病むな!」っていうわけじゃなくて、何もできないほど病むと周りはどんどん内定していくし、取り残されて負のループに入るから気をつけてね、っていう話です。

 

ジャニヲタは今までやってきて、面接で話してよかったと思う。内定先には「ジャニヲタの子」って覚えられてたし、面接で話の掴みにはちょうどよかったです。でも、話しすぎると落ちるので愛は語りすぎないようにすべきです。長い間ハマっていることがあるっていうのは、一つのことを長く続けられるっていう強みにもなるし、ストレスを発散できるところがあるっていうのは社会人として大事だって人事が言ってました。土日休みがいいか、シフト制がいいかはどの現場に行くか、あなた次第です!自分で決めましょう。

 

就活は答えがなくて不安しか生まれないものだと思うけれど、頼れる大人は確実にいるし、ジャニヲタには友達がたくさんいる。一人で抱え込まずにがんばってください!

何していいかわからなかったらとりあえず大学の最初の就活セミナーに出よう。

 

 

 

後半失速した。

読んでいただいてありがとうございました!

 

これからはGR8ESTとTOPHATに行く予定です。たのしみ〜〜〜〜